終戦記念日のために描いたのに危うく8月15日が終わってしまうところでした;
そんなわけで実質的には16日更新ですが、終戦記念日イラストです。
毎回このネタを扱うたびに私は深い意味は無いと言っていますが、
ホント別に右も左もないですからね。
ただ、やっぱり日本人の記憶としてせめて太平洋戦争が終わった日だということぐらいは
覚えていたいし、伝えたいと思うのです。
個人的には実際どうだったかもわからないぐらい昔の戦で活躍した武将のことを
アレコレ追っかけている前に、現代社会の形成に密接に繋がっている
この戦争のことを知る方がよっぽど大事だと思うので。
別に武将は武将でいいですけど。
と言っても私も全然詳しくないし、このイラストだってその筋のマニアの方が見たら
ココはこうじゃない!とか、なんだこの敬礼は!
とか突っ込まれるんじゃないかと思いますが;
でも一応調べたところ、終戦頃の帝国陸軍二等兵の礼装のつもりです。
帽子は今で言う学生帽のような鉢が台形になってる方が礼装っぽいんですが、
どうもこの頃は節約型のこっちの略帽が主流だったようです。
私としてもこっちの方が太平洋戦争時代っぽいので略帽にしました。
まあ、髪型が当時を再現できてないからアウトなんだけどね(爆)
(当然ですが、当時は坊主頭です)
いや、お耽美イラスト描きとしては坊主はちょっと・・・ねえ?(笑)
ってゆーか一応下書きの時やってみたけどキモかった(-_-;)
もっと色々描けるように修行せねば。
ああ、私の坊主描けない話はどうでもいいです;
肝心のこのイラストに込めた想いなんですけど、まあストレートに
戦没者への供養といいますか。こんな絵で供養になるかは謎ですけども。
う~ん、でもやっぱりどっちかっていうと兵隊寄りですかね。
志願兵にしろ徴兵にしろ、人を殺める使命を持った上で自分も亡くなっていった
方の思いというのは平和ボケしきった私たちでは想像するのもおこがましいくらい
ものすごく複雑でしょう。
元日本兵で今現在も生きておられる方ならなおさらだと思います。
そういう方々に対してかける言葉みたいなものは私は出て来ないです。
平和を願うことはもちろんだけど、言葉にしたとたん薄っぺらくなる。
だから、ただ無言で敬意を表します。
って言うとまた誤解されそうですが、行いの是非とかは置いといて、
あの時代を生きた全ての人々に敬意を表したいのです。
その後、戦争の悲惨さから目を反らす為の間違った平和感情を
植えつけられた感が否めない私たち現代人はそれをどう取り戻していくのでしょうか。
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