忍者ブログ
切り絵&日本画作家 サエラの日常・制作・活動記録
[12 [13 [14 [15 [16 [17 [18 [19 [20 [21 [22
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

[ シェアはこちら↓ ]


 

コミック岩倉アパート第2号 2011年8月22日発売
20名の作家の漫画・イラスト・エッセイを掲載!(A5判96ページ)・価格800円

編集長よしみんさんに確認取れましたので改めて告知します。

まずご購入方法なんですが、公式HPに掲載されている各イベント会場にて
直接ご購入いただくか、岩倉市内の協賛店舗・施設様でのご購入、
そして編集長よしみんさんからの通販という方法がございます。


●通販をご希望の方はHPのメールフォームより
・希望号数と冊数(サエラ作品の掲載は2号のみ/1号はB5判)
・本名
・住所
・メールアドレス(又は普段連絡の取りやすい連絡先)
をご記入の上メールを送信して下さい。
折り返し振込先など購入の案内が届きますのでその指示に従って
購入手続きをお願いします。
(代金は本体価格+送料一律300円です。)
ただし、メールは個人対応ですのでお返事に数日頂く場合があります。

{コミック岩倉アパートHPhttp://yosiminn.dee.cc/iwapa.html

また、HPに掲載されている協賛店以外に名鉄岩倉駅に隣接する
「人の駅いわくら」http://www.lww.ne.jp/hitonoeki/でも購入が
可能だそうです。

私も少しは在庫を用意する予定ですが、こちらへの入荷は9月中頃と
なりますし、通販体制もまだ整っておりませんので上記のいずれかの方法で
ご購入いただくことをおすすめします。

ちなみに次号第3号の発行は既刊本の売り上げ次第だそうですので
皆様のご購入を何卒よろしくお願いいたします(笑





拍手[2回]

PR
[ シェアはこちら↓ ]


 

先日ちらりとお伝えしましたが、サエラ初の漫画本・コミック岩倉アパート2巻が
22日に発売となりました。(詳細はこちらhttp://yosiminn.dee.cc/iwapa.html

私はちょっぴりダークで不思議な短編読み切り4ページを描かせていただきました。
上画像の「白黒草紙」というのはシリーズ名で、今回は「溺愛」という作品です。
勝手に短編読み切りでシリーズ化するつもりです(笑)
ちなみに、“白黒”と書いて“モノクロ”と読みます。モノクロ原稿だからです。
“草紙”はこのブログにちなんで取って付けました(爆)

そして、コミック岩倉アパート2巻発売を記念して22日~28日まで
原画展が開催されます。
会場は愛知県岩倉市の江口珈琲さん。(名鉄岩倉駅より徒歩10分、おさや糸店2F)
詳しい行き方などはおさや糸店さんのHPをご参照くださいhttp://www.osaya.co.jp/

こちらでは参加アーティストさんの漫画以外の作品やグッズの販売もあるそうです。
私は搬入日に都合がつかなくて不参加なのですが、編集長よしみんさんのご厚意で
表紙絵を展示して頂けるそうなので、お時間のある方はぜひ足をお運び下さいませ。


あと販売会場以外で漫画をご希望の方はよしみんさんに連絡していただければ
通販してもらえると思いますのでよろしくお願いいたしますm(__)m
(申し訳ありませんがわたくしサエラにご注文頂いても当方では在庫を持っていないので
販売することができません;)



初めてちゃんとした印刷に出した漫画なので仕上がりがどうなっているかドキドキです。
同人誌の場合、セリフの文字も自分で入れなければいけないので写植も初体験でした。
こういうときデジタル対応にすれば便利なんだろうなあと思いつつ、
未だメモリを増やしてないので作業できないグズorz
いいです。もうしばらくアナログ道を生きてゆきます・・・



拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]


 

終戦記念日のために描いたのに危うく8月15日が終わってしまうところでした;
そんなわけで実質的には16日更新ですが、終戦記念日イラストです。


毎回このネタを扱うたびに私は深い意味は無いと言っていますが、
ホント別に右も左もないですからね。
ただ、やっぱり日本人の記憶としてせめて太平洋戦争が終わった日だということぐらいは
覚えていたいし、伝えたいと思うのです。

個人的には実際どうだったかもわからないぐらい昔の戦で活躍した武将のことを
アレコレ追っかけている前に、現代社会の形成に密接に繋がっている
この戦争のことを知る方がよっぽど大事だと思うので。
別に武将は武将でいいですけど。

と言っても私も全然詳しくないし、このイラストだってその筋のマニアの方が見たら
ココはこうじゃない!とか、なんだこの敬礼は!
とか突っ込まれるんじゃないかと思いますが;

でも一応調べたところ、終戦頃の帝国陸軍二等兵の礼装のつもりです。
帽子は今で言う学生帽のような鉢が台形になってる方が礼装っぽいんですが、
どうもこの頃は節約型のこっちの略帽が主流だったようです。
私としてもこっちの方が太平洋戦争時代っぽいので略帽にしました。

まあ、髪型が当時を再現できてないからアウトなんだけどね(爆)
(当然ですが、当時は坊主頭です)

いや、お耽美イラスト描きとしては坊主はちょっと・・・ねえ?(笑)
ってゆーか一応下書きの時やってみたけどキモかった(-_-;)
もっと色々描けるように修行せねば。

ああ、私の坊主描けない話はどうでもいいです;
肝心のこのイラストに込めた想いなんですけど、まあストレートに
戦没者への供養といいますか。こんな絵で供養になるかは謎ですけども。

う~ん、でもやっぱりどっちかっていうと兵隊寄りですかね。
志願兵にしろ徴兵にしろ、人を殺める使命を持った上で自分も亡くなっていった
方の思いというのは平和ボケしきった私たちでは想像するのもおこがましいくらい
ものすごく複雑でしょう。
元日本兵で今現在も生きておられる方ならなおさらだと思います。

そういう方々に対してかける言葉みたいなものは私は出て来ないです。
平和を願うことはもちろんだけど、言葉にしたとたん薄っぺらくなる。
だから、ただ無言で敬意を表します。
って言うとまた誤解されそうですが、行いの是非とかは置いといて、
あの時代を生きた全ての人々に敬意を表したいのです。

その後、戦争の悲惨さから目を反らす為の間違った平和感情を
植えつけられた感が否めない私たち現代人はそれをどう取り戻していくのでしょうか。






拍手[1回]

[ シェアはこちら↓ ]

気付けば8月です・・・
今年は1ヶ月以上の放置はしないように頑張るつもりだったのに
またやってしまった; ごめんなさい(-_-)

一応、言い訳としてはいろいろな制作とその準備に追われていたのですが、
その中で
岩倉アパートという、その名の通りアパートの一室がギャラリーという
ところで展示をさせていただくお話があって(それはまだちょっと先の話なので
時期が来たら改めて告知致しますが)
そこで知り合ったアーティストさんたちの企画にも色々参加させて頂くことに
なったのです。

まずは
コミック岩倉アパートという、岩倉アパートに集う作家さんたちが中心となって
漫画やイラストを掲載する同人誌(?)の第2号に4ページ短編で参加させて頂きました。
現在編集・製本中ですが、今月中頃ぐらいに発売されるのかな・・・
(私も詳細がよくわかってないのでサイトを要チェックです;)

漫画家志望くずれのわりに今まで同人とか出してこなかったので、
サエラの漫画が読めるのは今のとこココだけですよ!(笑)

ちなみに売上げは岩倉アパートの運営費にもなるそうです。

で、先日その原稿を出しに岩倉アパートへ行ったんですが、オーナーの方の
ご実家(アパートの近く)にリュウゼツランという植物の花が咲いたというので
見学させてもらいました。

なんでもサボテン科のこの植物、100年に一度花をつけて、咲いたら枯れる
という生態らしいのです。なので花を見れるのはとても貴重なんだそうな。
通常の葉の部分はテキーラの原料でもあります。



巨大なアロエみたいな葉から巨大なアスパラみたいな茎が伸びてます。
何メートルあるんだろう・・・


 
花は細かいのが寄り集まってひと塊になっているようです。

そんな感じで、他にも水面下でいろいろ動いてますので正式発表できる
段階になったらまたお知らせしますね~!

それまでもうちょっとお待ち下さいませm(__)m



拍手[1回]

[ シェアはこちら↓ ]




数年に1回ぐらいのペースでやたら創作意欲が活発になる時があります。
普段面倒臭がりなのに、そういう時は憑かれたようにアクティブな行動を
取ります。

そして今回は↑の画像のカクテルハットを作りました。 

カクテルハットというのは、昔の貴婦人とか現代では皇室の方とかが
つけてる小さい帽子のことなんですけど、まあ要するに礼装アクセサリーです。

で、近々友人の結婚式に招待されているのでその時につけたいな~と
市販品を探していたのですが、めちゃめちゃ高いのね。
その上コレだ!と思うデザインもなくて、妥協して買うには高すぎるので
どうしようかと考えていたのです。

そしたら、私の脳内のマリーアントワネットが
「カクテルハットがなければ作ればいいじゃない」
と言いだしたので、なんだかそのまま作ってしまったという次第です(笑)
通常だと「でも材料の買い出しとか布切って縫うのとかめんどくさいし・・・」
で終わるんですけど、そうならない時がたま~にあって。

作り方とか完全に自己流で適当ですが、既製品の写真を頼りに見よう見真似で
なんとか形になりました。
今回は結婚式のお呼ばれ用なので派手すぎずシンプルなデザインにしましたが、
材料はまだたくさん余っているので余力があったらもうちょっと派手なやつとか
いろいろなパターンも作ってみたいです。(しかし一体どこにつけて行く気だ)


それにしても今回材料を買い出すのに久々に手芸専門店に行きましたけど、
楽しいですね~。
いつもの画材屋やホームセンターもですけど、普段使わない珍しい材料に
囲まれるのってワクワクします。
ただいつもはそれを実際に使って何かを作るまでは至らないんですが;
体力がないので絵以外の創作にはなかなか手を付けられないけど、
作りたいものはたくさんあります。(てゆーか絵も描ききれてないけど;)

拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]




先日お知らせしたカナダのギャラリー
「ルーファス・リン・ギャラリー」での展示の写真を送っていただいたので
載せてみます。
また、ギャラリースタッフさんのブログでも作品を紹介して下さっているので
よろしければそちらもチェックしてみてください♪
 [ 
ameblo.jp/rufuslingallery/day-20110516.html ]


赤い壁が素敵ですね~。
日本のギャラリーではなかなか無いと思います。
実は事前にギャラリーの写真を拝見して、赤い壁に飾られることを見越して
額をオーダーしました。
台紙のマットを最初は薄桃色にしようかと思ったのですが、カラシ色にして
やはり正解でしたね。

なんか、未だに海外に飾られてる実感がないのですが。
実際に見に行くことが出来ればいいんですけどね~;

カナダ(バンクーバー)は実は昔、友人に急に誘われて観光に行く予定だったのですが
結局飛行機のチケットが取れなくて流れてしまったというエピソードがあって、
それが実現していたら私自身の初海外体験はカナダになるはずだったので
なんとも不思議な縁を感じます。
その後自分のロスト海外バージン(笑)はフランスになったんですけど、
カナダでなにがしかの海外デビューを果たす運命だったのでしょうかね・・・

いつか実際にこの身で訪れたいです。
できたらアイスワインとオーロラの時期に行ってみたい。寒いけど(爆)




拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]

 



昔からタッセルが好きです。
いわゆる、フサフサの装飾のことです。

写真ではお洒落ぶってロココ時代っぽいアイテムを並べてみましたけど
数珠なんかについてるフサフサも好きです。
あ、ロココとか言いつつ右端のは携帯電話ですが;
ストラップ代わりに昨日買って付けました。

真ん中の丸いのはジル・スチュアートのファンデーションなんですが、
フサフサが付いてるゆえに買ったようなものです(笑)
見た目のゴージャス感はもとより、糸がスルスル滑る手触りもたまらんですw

特にお気に入りなのは香水(黒い瓶)ですね~!
ポンプで吹き付けるスプレーには大概タッセルが付いてますから。
購買意欲の6割はタッセルで占めていると思います(爆)

皆様からのいろんなフサフサ情報もお待ちしております。


拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]

 
  

 先日ちょっと触れた、海外デビューのお話です。

5月16日(月)~7月8日(金)までの約2カ月間、
カナダはバンクーバー空港から電車で10分ほどのところにある
ルーファス・リン・ギャラリー
www.rufuslingallery.comにて
切り絵を1点展示させていただきます。

もしもバンクーバーへ降り立つ予定のある方はぜひお立ち寄り下さいませ。
入場料は無料ですし、日本語OKのスタッフさんもいらっしゃるようです。

ギャラリースタッフさんのブログでも追々詳細や会場の様子などUPして
いただけると思いますので、そちらもぜひチェックしてみて下さい。


作品自体は2009年の年賀状用に制作したものですが、
ギャラリーからのご指名がありましたのできちんと額装をして
日の目を見ることとなりました。
上の画像は年賀状として印刷するにあたってPCで加工してあるので
原画とは色目などが一部違います。

まさか原画を表に出す日が来るとは思ってなかったので今となっては
あんなところやこんなところの処理をもっと丁寧にすればよかった(爆)
と思いますが、これを選んでいただいたのも何かのご縁ですので
遠い異国の地で精いっぱい輝いて来てほしいですね。
額はいつものオーダー額ですが、今回もお店の方と相談して素敵に
ドレスアップしてもらったのできっとなんとかなるはず(笑)

海外の方の目にはどのように映るのかドキドキです。。。

※最初日程を7/2までって書いてしまったけど7/8まででした。ごめんなさい。
そしてHPでの告知は他の更新作業と一緒にするためもう暫しお待ちくださいませ;





拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]

 
 

このところ地味~にPC作業続きだったので、このゴールデンウィークは
PCを開かずアナログな作業と休養をしたいなぁと思っていたんですけど、
ちょっと調べ物のヤボ用ができて結局PC開いてしまったついでにブログも
更新しておきます。
なにしろ1日に更新しておけば今月もかろうじて書いたことになりますからね(爆)
(・・・って、もう2日になってた)

さて、連休とは言ったものの私の生活は別にいつもと変わらないのが現実。
むしろ、普段の活動+休み中の周りの友人からのお誘いが入るので
いつもより忙しいかもしれません。
こんな私のことを忘れず呼んでもらえるのはありがたいことですけどね~☆

そんなわけで、意外とやることが多かったりするGWですが、
実はわたくし、海外デビューいたします。
初めて海外旅行に行くことじゃないですよ。
アーティストとしての海外デビューです。

実は、今年の2月ごろHPを通してカナダのギャラリーから作品を展示
しませんかとのメールをいただきまして。
その時はちょうどグループ展の制作準備で忙しかったので
少しお時間を頂戴して、今月の運びとなりました。
会期はおそらく今月2、3週目~約2カ月だと思いますが、
正式な会期が決定次第また詳細をお知らせいたします。

まあ、カナダなのでなかなか足は運べないでしょうけど。
さすがに私自身も行けないですから;
万が一、海外出張などでカナダへ行かれるご予定のある方は
よろしくお願いします(笑)

あ、あと本日の写真は我が家で咲いた牡丹です。
これも桜に続く恒例ネタになりつつありますね;
撮影したのは2週間ほど前のことです。
できれば家に花菖蒲とかも欲しいですね~。
それでは皆様、よい連休をお過ごしくださいませ♪


拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]


   


昨日に引き続き展覧会作品について。

こちらは恒例の高校同期グループ展に出品したものです。
(詳細画像はこちらから↓)
gekkousha.kagennotuki.com/simpleVC_20081006175329.html

『神書』というタイトルで、三枚一組の作品です。
展示のテーマが「本にまつわる」だったので、
日本で最古の本(書物)である古事記を題材にしました。

古事記は簡単にいうと大和朝廷が日本を統制するまでの建国記を
神話仕立てに記した古墳時代の歴史書みたいなものですが、
内容をそのまま読むと、正直ものすごい無茶苦茶な話ばっかりです(笑)

とにかく、その中の第1巻に収められている神生み神話の中で
一番最後に生まれ、おそらく一番メジャーな神である天照大御神と
その時一緒に生まれた兄弟がモチーフです。

左から、
・月読命(ツクヨミノミコト)
・天照大御神(アマテラスオオミカミ)
・須佐之男尊(スサノオノミコト)
名前くらいは聞いたことあるんじゃないかと思いますが、
アマテラスは伊勢神宮の神様で、スサノオは八坂・氷川・津島などの
神社の神様です。ツクヨミはあんまりメジャーじゃないですけど。
とりあえず、古事記や日本書紀の中ではこの三神をまとめて
三貴子と呼んだりします。

貴子っていうからには親が存在しますが、これも名前ぐらいは
知ってるんじゃないかと思います、イザナギ・イザナミです。

火の神を生んだ時の火傷で死んでしまった妻イザナミに会うため
死後の世界へ行ったイザナギが醜い姿になり果てた妻を見て
逃げ帰った後、黄泉のケガレを祓うために川で体を清めた時の雫から
三貴子が生まれたそうです。

もうすでにツッコミどころ満載ですが、続けますよ(笑)

とにかくそうして生まれた三貴子は今までにない美しい姿をしていたので
感激した父神イザナギはそれぞれに夜の国・天界・海原(画像順)を支配
することを任せます。(正確にはこれは古事記ではなく日本書紀の記述)

しかし、スサノオだけは「お母さんに会いたいよ~!!」といって泣き喚き、
海や川が枯渇し大地は荒野と化し、魑魅魍魎が跋扈するようになって
しまったので父神に国を追放されてしまいます。
追放されたスサノオは姉神アマテラスに許しを得て母のいる黄泉の国へ
行こうと、アマテラスのもとを訪れました。

アマテラスは問題児スサノオが自分の国を乗っ取りにやってきたと思い、
臨戦態勢で弟を迎えます。
スサノオは誤解だと言いますが、それが本当かどうか占いの儀式で判断しようと
いうことになり、結果どうやらスサノオの言葉は真実のようでした。
しかし、占いの結果が良かったことに調子に乗ったスサノオは結局
アマテラスの国で暴れまわります。
最初のうちはフォローしていたアマテラスもだんだん怖くなって、ついに洞窟に
隠れて引きこもってしまいました。

アマテラスが隠れてしまうと世界は光を失い、あらゆる災いが起きました。
困った神々はなんとかアマテラスを洞窟から誘い出そうと、お供えをしたり
祝詞を唱えたりしました。その中で、天宇受売(アメノウズメ)命が踊り、
やがて全裸に近い状態で乱舞しだしたのを見て周りは大爆笑になりました。

するとアマテラスは「私がいなくて大変なはずなのに、何がそんなに面白いのかしら」
と、洞窟の入口を塞ぐ岩をちょっとだけずらして外を覗きました。
集まった神々はその隙を逃さず岩を押しのけ、アマテラスを引っ張り出すことに
成功したのでした。

このへんが有名な天の岩戸神話ですね。

で、問題児スサノオはというと、この一件でアマテラスの領地・高天原も
当然のことながら追放されます。
そうしてついに人間の住む地(出雲)へ降り立ちます。これが本当の天下り。

それで懲りたのか、着地に失敗して頭をぶつけたのかわかりませんが
人間界に来てからスサノオは改心しているのです。
大蛇の生贄にされそうになった稲田姫を助け、姫を妻にしてそのまま
出雲に住み着くのでした。
ちなみにこれが有名なヤマタノオロチ退治の伝説で、倒した大蛇の体から
出てきた剣が巡り巡って後にヤマトタケルが持つ草薙の剣となります。

さて一方天界では厄介物もいなくなり、落ち着きを取り戻していました。
([続きを読む]へ。)

拍手[0回]

[ シェアはこちら↓ ]

プロフィール
[Name]
SAERA / サエラ
[自己紹介]
名古屋在住の絵描き。
切り絵と日本画を中心に
夜な夜な制作中。

[Web site]

お知らせ

旭美51期生グループ展
「一を聞いて九を知る」
2022年10月17日~30 日
@納屋橋Komore
この展示は終了しました。
ありがとうございました。
twitter
FaceBook
pixiv
月別記事
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新コメント
[12/26 カイジュウ]
[11/07 ゲスト]
[10/22 yama]
[08/20 中橋 香那子]
[01/31 カオリ]
ブログ内検索



Copyright © -SAERA- All Rights Reserved






忍者ブログ [PR]