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切り絵&日本画作家 サエラの日常・制作・活動記録
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10月27日(土)をもちまして51antimonyグループ展「うたかたの日曜日」は
無事終了いたしました。

今回も会場にお越し下さった皆様、ご協力・応援いただいた皆様、
会場の髙山額縁店をはじめ関係者の皆様に深く御礼申し上げます。


さて、今回の私の作品は上の写真のものなんですが。
展示テーマが「うたかたの日曜日」という何ともフンワリとしたものだったので;
どちらかというと普段の自分の作風とは対極のイメージをまとった言葉なので
形にするのに結構苦労しました。

・とりあえず、”うたかた”を調べてみると、水に浮かぶ泡。また、そこから転じて
儚く消えやすいことの比喩的表現で、漢字で書くと”泡沫”。

・そして日曜日=休日、理想の休日=まったりお酒を飲むという自分の中の連想。

ということで、なんとなく優雅にお酒を嗜むレディと水の中の泡のイメージを
膨らませて描くことにしました。
最初は魚を泳がせようかと思ったのですが、最近クラゲがマイブームで、
資料を漁っていたら水クラゲやタコクラゲの大群の写真が出てきて。
丸っこいクラゲのフォルムが集まった様が水中の無数の泡のようにも見えたので
「よっしゃ、コレだ」と。
あと、クラゲってぷかぷか癒し系の顔をして毒があったりするところもサエラ
らしいと思って採用しました(笑)
それから漢字で書くと”海月”なので、背景の切り替えの部分に月のイメージの
装飾を入れたりとか、蓋を開けてみるとクラゲとサエラの相性抜群でした。

そして、構想当初から海の中のイメージと星空のイメージを重ねて幻想的な
雰囲気にしたい(=儚さ演出)というのがあったので、泡にも雲にも見えるような
”もくもく”を入れたり、海とも空とも見えるような背景になっています。

[ 束の間の休日ももうすぐ終わってしまう夜に、女性がほろ酔いの中で見た
夢か現か幻か... ]

という感じが一応、作者なりのイメージだったりします。
そして今回も髙山額縁店さんの額装がさらに作品の世界観を引き立てて
くれています。

さらにここからクラゲだけを抜き出した小作品や、いつものプチ切り絵に
新バージョンも加えた物販もご好評いただきました。
ただ、こちらは大半のフレームが生産終了となっていて次回からはご用意
できないので、今回の分で売り切れ御免となってしまいましたのでせめて
記念に写真で記録を残しておきたいと思います。

 
 クラゲシリーズ
 
 最初で最後の(?)二連フレーム
 
 ハロウィンバージョンも二連
 
 
 会場ではこんな感じで販売してました
 
 
最後に、会場の様子はこんな感じでした。
カーテンも作品ということです。(窓辺や部屋っぽいイメージらしい)






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プロフィール
[Name]
SAERA / サエラ
[自己紹介]
名古屋在住の絵描き。
切り絵と日本画を中心に
夜な夜な制作中。

[Web site]

お知らせ

旭美51期生グループ展
「一を聞いて九を知る」
2022年10月17日~30 日
@納屋橋Komore
この展示は終了しました。
ありがとうございました。
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