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切り絵&日本画作家 サエラの日常・制作・活動記録
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51antimony (旭丘高校美術科51期生) vol.5 Love Letter
無事終了いたしました。
今回もご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、関係者の皆様に
心より御礼申し上げます。

今回は搬入日と搬出日にピンポイントで体調不良に陥る(両方別の症状で)
というアクシデントでメンバーにも多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました;
一応そこに至るまでにいろいろ頑張っていたんですが、言い訳にもなりませんわな。

でもまあ、作品自体と展示自体は滞りなく、納得のいく状態に仕上げられたと思います。


 huguruma.jpg

今回はこんな日本画でした。(写真は一部分)

「文車妖妃」という、捨てられた恋文の怨念から生まれた妖怪をモチーフにしていますが、
この絵の妖怪っぽさの尺度は見る人によって本当に様々でした。
私としては、妖怪度65%程度のつもりで描きました。

というのも、別に鳥山石燕とか水木しげるのような妖怪画を目指しているわけでは
ないので・・・あくまで美人画の範疇で・・・というか、家に飾りたいかどうかが基準ライン。
怨念は伝わっても「コレ普通の家庭の床の間とかにあったらど~なんだろ・・・」という絵は
基本描きません。

あと、私の解釈では「読みもせずに捨てられた恋文の怨念」なので、裏を返せばまだ
ギリギリ望みが潰えてはいないし、恋心を綴った文自体には本来それほどネガティブな
感情は入ってないはずなんです。
だから怨念というよりは、初期段階のストーカーに近いというか(笑)
「想いを伝えたい」という想いの暴走といった感じの解釈ですね。なので人外度は低め。

逆に「あれは人間の顔してないですもんね!妖怪ですよね!」と言われると
少し複雑な気分・・・

つーかぶっちゃけ、今回自分の中で一番描きたかったテーマは怨念よりも何よりも
十二単リベンジだったので、それはできたと自負しているので満足です(爆)

なんだかんだで前回の切り絵の北条政子から平安人が続いているので、しばらく
平安テーマはやらないと思います。

とりあえず今後の活動はまだ未定なので、少し休養してコミックイラストぐらいから
再始動したいなあ~と思っていますw






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プロフィール
[Name]
SAERA / サエラ
[自己紹介]
名古屋在住の絵描き。
切り絵と日本画を中心に
夜な夜な制作中。

[Web site]

お知らせ

旭美51期生グループ展
「一を聞いて九を知る」
2022年10月17日~30 日
@納屋橋Komore
この展示は終了しました。
ありがとうございました。
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